
名古屋港から横浜港まで1泊2日の船旅を体験する機会に恵まれました。乗船したのは、商船三井客船が運航する「にっぽん丸」です。猛暑が続く今夏、日常から脱した快適な初クルーズが記憶に残る思い出になりました。
乗船後、出港前に避難訓練があり、ライフジャケットの着方を教わりました。避難訓練から始まるのかと意外な感もしましたが、万一に備えて大事なことだと思います。

午後5時、テープセレモニーをして名古屋港を出港しました。青空の下、名港トリトン大橋をくぐり抜け、カモメでしょうか、海鳥が風に乗って滑空する姿を眺めながら、ゆっくりと港を離れました。

「食のにっぽん丸」といわれるだけあって、朝夕食はとても美味しく、充実していたと思います。にっぽん丸おすすめのGODIVAの「ショコリキサー」やハンバーガーのサービスは出港前からやっぱり人気を集めていて、四方の海を見渡せるテラスにはいよいよ始まる船旅の高揚感が漂っていました。

ドレスコードはカジュアルでした。この暑さもあって乗船客の多くは凝った服装でなく、身軽にクルーズを楽しもうという感じ。私は上着のジャケットは持参せず、襟付きシャツとスラックスの格好で違和感はありませんでした。
客室に届けられていた船内新聞でクルーズ中の食事やイベントのスケジュールを確認し、どう過ごすか考えるのもわくわく感があり、私たちは夕食後、歌謡ショーを楽しみました。

にっぽん丸は、総トン数22,472トン、全長166メートル、全幅24メートル、定員449人の外航クルーズ客船です。外観は赤いファンネル(煙突)が印象的でした。

なんと8階まであり、船内には、ラウンジやバー、ショーやダンス会場になるホール、シアター、スポーツジム、プール、展望浴場、ブティック、土産品ショップ、将棋や麻雀ができるカードルーム、ライブラリー、クリニック…とさまざまな施設がそろっていて、クルーズ船の中を見て回るだけでも楽しめました。

予定通り翌朝9時すぎ、にっぽん丸は横浜港に入港しました。外洋を航行した夜間、少し揺れを感じましたが、ぐっすり眠れました。念のため、食後に酔い止めを1粒飲んでおいたのがよかったのかもしれません。

1泊だけでしたが、夕食を頂きながらかなたに沈む夕日を見つめたり、早朝、眼前に広がる大海原を眺めたりと、非日常の時空間に身を置き、クルーズの醍醐味の一端を経験できました。

今回は阪急交通社創業75周年記念のクルーズでした。同社スタッフ、にっぽん丸フィリピンクルーのホスピタリティが、豪華な船内施設と相まって乗船客に快適な洋上体験を提供していたと感謝しています。
機会があればまた乗ってみたいと思います。



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