下の写真、銀色の巨大な球体は、名古屋市科学館のプラネタリウムの外観です。クリスマスだった週末、カップルや家族連れでにぎわっていました。

初めての観覧。球体の上半分が、内径35メートルある世界最大級のプラネタリウムドームになっていました。ドーム内は光学式プラネタリウムを中心に、同心円上に350席が配置されているとのこと。実に広々とした空間でした。
座席は大型のリクライニングシートで、隣り合う座席の間も広く、うっかりすると、星空を眺めながら眠ってしまいそう。学芸員のソフトな口調のライブ解説も心地よく、実際、近くの席から寝息が聞こえてきましたから。

投影時間は50分間でした。ドームに映し出される満天の星空に見惚れました。以前、長野県阿智村で見た星空を思い出しました。解説を聞きながら、今の時季、見つけやすい火星や木星の位置を知ったり、線で結ばれた冬の星座にあちこち視線を移したり。
古今東西、太古よりこれらの星空がどれほど人々の暮らしに頼りになったのだろうかと想像します。
今回のプログラムのテーマは火星でした。人類が移住する構想もある赤い星です。NASA(米航空宇宙局)による探査計画はもう進んでいます。
プラネタリウムでは、火星から見ると、地球はどのような軌道で現れるのか、シミュレーションした映像も興味深く見せてもらいました。赤い火星の上から、昇ってきたり沈んでいったりする青い地球を見る、そんな未来がいつか現実になるのか…。それは、地球脱出のときではありませんように。
午後4時40分からの最終回の観覧が終わると、すでに日没。できれば本当の星空を見上げたかったのですが、残念ながら冷たい雨が降り始めていました。
物価は高いし、雪は積もるし、何かと足元が気になる昨今ですが、たまには目線を上へ向けてみたいと思います。


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