リニア・鉄道館

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名古屋市港区金城ふ頭にある「リニア・鉄道館」には、蒸気機関車からリニア新幹線まで、新旧さまざまな実物車両が展示され、大勢の家族連れや鉄道ファンが楽しんでいます。

先日初めて訪れたリニア・鉄道館。建物の外観はそんなに大きな感じはありませんでしたが、館内には40ほどの実物車両が展示されており、一巡するだけでも結構な歩数になりました。

入館して最初に出迎えてくれるのは、蒸気機関車「C26」、新幹線試験電車「300X」、超電導リニア「MLX01-1」でした。

C26は1954年、狭軌鉄道の蒸気機関車として世界最高速度129キロを、300Xは1996年、電車方式による世界最高速度443キロを、MLX01-1は2003年、山梨リニア実験線で鉄道の世界最高速度581キロを、当時、それぞれ記録したそうです。

時代とともに、姿形だけでなく、動力を変え、速度を上げてきたことがわかる象徴的な3車両ですね。

新幹線エリアでは、丸形からカモノハシ形へと顔を変えてきた新幹線を比べて見られました。屋外にはN700系新幹線が展示されていました。

それにしても、在来線から新幹線までこんなに多くの鉄道車両が、大型船が寄港する名古屋港が見える立地施設に運ばれ、集合しているという水陸の組み合わせも面白いなと思います。

実物車両以外にも、在来線の運転シミュレーターやリニアの模擬体験など、楽しみながら鉄道の仕組みや歴史を学べる施設でした。とりわけ鉄道好きでなくても、少なくとも数時間は滞在できるのではないでしょうか。

展示車両に乗って、客車や食堂車を見て回れば、車両が活躍したそれぞれの時代を感じ、実際に利用していた当時を思い出すことができます。少し前の新幹線の食堂車はこんな感じでしたね。在来線の客車は、ジブリ作品に出てくるような空気感が伝わってきました。

東京から大阪までの沿線風景を新幹線や在来線の模型が行き交う大型の鉄道ジオラマは圧巻です。見ているだけで楽しい凝ったつくりに感心しました。しばし時間を忘れて見つめていました。

日本の鉄道史を築いてきた代表的な車両たち。大量輸送機関として、安全に、速く、快適に、といった条件を追求し、失敗と成功を重ねて開発した新しい技術を導入してきた鉄道に思いを巡らせました。そして、鉄道の発展が日本の発展を支えてきたのだとあらためて考えました。

超電導リニア展示室では、子どもたちが磁石の特徴を生かした浮上の仕組みを学んでいました。現状、2027年度の開通予定は遅れるかもしれませんが、一度は乗ってみたいなと思います。

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