
上の写真は、樹林に包まれた福井県池田町の渓谷に架かる吊り橋の「かずら橋」。岐阜県揖斐川町と福井県池田町の県境に昨年11月開通した国道417号の「冠山峠道路」(延長7.8キロ)を走ってみたいと思い、ドライブがてら訪ねてみた。
車のナビで検索すると、途中、高速道路を使う滋賀県経由の推奨ルートが案内されたから、まだ更新されていないナビも多いのではないかと思う。
国道とはいうものの、県境には冠山(標高1257メートル)がまたがり、従来、両地域を行き来するには急カーブのある林道しかなく、冬季は通行止めになっていた。事業着手から20年を経て、いくつかのトンネルを掘り進めて完成した待望のインフラで、愛称は「クラウン(冠)ロード」に決まった。
開通により、両町間の所要時間は1時間半ほどになり、高速道路を使うより約1時間短縮された。かつ通行無料だ。愛称にも期待感が表れている。
国道417号を走り、揖斐川町側にある徳山ダムを通過して池田町側へ向かった。かずら橋は、新しく完成した冠山トンネル(全長4.8キロ)の出口から少し走った所にあった。


足羽川渓谷に架かる、天然カズラのツルでできた吊り橋で、全長44メートル、高さ12メートルある。早速渡ってみた。豊かな緑と清流の眺めが心地良いのだが、足元の踏み板のすき間が広い所もあり、上下に揺れると前へ進むのが少し怖かった。橋の上で愛を誓うと永遠に幸せになれるといわれているとかで、若いカップルにも人気の観光スポットのようだ。
吊り橋を渡るにも大人300円の通行料が必要だった。何度往復しても料金は同じだそうだが、私たち年配夫婦はスリルは1往復にしておいた。ツルに両手でつかまりながら一歩ずつ慎重に渡っていく女性たちもいた。


かずら橋を渡った先に水車広場があり、そば店で福井名物のおろしそばを食べながら足を休めた。かずら橋から歩いて15分ほどの所には、今年4月にオープンした「道のオアシス フォーシーズンテラス」があり、多くの人が訪れていた。
クラウンロードの開通により、紅葉シーズンともなれば一帯はさらに賑わうだろう。



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