きょうは何曜日?

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朝、ガスコンロで鍋に火をつけたとき、ハッとした。当たり前だが、火がないと料理できないんだな。たまたま火曜日だった。

そう思うと、ふだん何気なく使っている日曜から土曜まで、1週間の曜日が妙に気になってきた。

この七曜は、太陽と月、そして五つの惑星に由来するといわれるが、日本には平安時代の9世紀、空海(弘法大師)が唐から占星術に関する密教の経典「宿曜経(すくようきょう)」を持ち帰り、伝えたそうだ。

古(いにしえ)の人々が時間や季節を読み取ったという太陽(日)と月、夜空を移動する惑星が、七曜のそもそもの起源のようだが、日(たいよう)、月(つき)、火(ひ)、水(みず)、木(き)、金(かね)、土(つち)と、一つでも欠ければ人類が生きていけない根源的なものばかりだとあらためて気づく。

並べてみると、例えばこんなふうに。

日がなければ凍えてしまい
月がなければ暗くて見えない
火がなければ飢えてしまい
水がなければ干からびる
木がなければ息ができず
金がなければ何も買えない
土がなければ居場所もない

しかも、日が沈むと月が昇る、火を水で消す、木は土で育つといったように、七つはそれぞれ単独ではなく、つながり合った存在であり、この大自然の環境の中に人々の日々の営みもあり(金は、人間の経済活動として曜日に組み入れた?)、これらすべてが循環し影響し合っているのが私たちを取り巻く世界の全体像ではないか。

1週間の七つの曜日って、調和するようにうまく成り立っているんだな。時間や季節を知る術をはるか天空や潮の満ち引きに頼っていた時代に、真理を探究した古の人々の知恵に感心する。

今更ながらそう思って見慣れたカレンダーに目を向けた。24時間ごとに機械的に巡り続ける一つ一つの曜日の意味合いが少し味わい深く感じられる。令和6年の月めくりカレンダーもあと1枚になった。

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